「イクメン養成読書法」誕生秘話
リアルで人の悩みに答えたら、イベントに呼ばれました、という話です。
<男性の働き方を変えたい>
私の知り合いの男性(当時30歳)の話です。
男性は、大の仕事人間です。自分が倒れるまで仕事をしてしまいます。
「毎月、読書会を主催するのが、唯一の休憩時間です」
という話を、聞いたことがあります。
地元、鹿児島を盛り上げようとする、とても良い人です。
願わくは、倒れるまで働くような仕事のやり方を変えたいです。
でも「その仕事の方法変えなよ」という話を、素直に聞くような人ではありません。
そんな男性に、お見合い話が来ました。
既婚者の私に「結婚のメリットって何ですか?」と聞いてきました。
そこで、この質問にただ答えるだけではもったいない。
これを機会に男性の働き方に変化をもたらしたい、私は考えたのです。
何か良い方法は、ないのだろうか?
<働き方を変える読書法がある>
読書会って休んでないじゃん、というのが私の直感。
でも、結婚が気になる不安定な男性心理もよく分かりました。
そこで、自分が思い出したことがあったのです。
実は私、妻が妊娠した時に、育児本を沢山読んで勉強しました。
それも一気に30冊ぐらい。
でも、読みながら一つ気づいたのです。
いくらなんでも、これは一夜漬け過ぎる。勉強の仕方がおかしいぞ。
もっと長い時間をかけて勉強するべきだ、と。
それでは、どうすれば良いのでしょうか?
私が、考え出した結論がこちらでした。
「独身時代から育児本を読むべきである。」
育児本を読む時期は、時間のある独身時代から始めれば良い、と考えたのです。
言い換えると、独身男性に育児本を読んだら、結婚するのではないか?
その結果、男性の働き方が読書で変わるのではないか?
読書好きの男性ならば、この方法は向いています。
<イクメン養成読書法の考案>
ただ育児本を紹介しただけでは、つまらないです。
そこで私は、ある作戦を立てます。
育児を楽しむ男性を育てる読書法があるよ。
それを「イクメン養成読書法」と名付けて男性に紹介したのです。
男性は、とっても喜びました。
働き方が変わることを期待した私は、男性に本を紹介する仲になったのです。
<結果>
育児本を紹介し続けた結果、男性は結婚しました。
仕事のやり方も、変化がありました。
少しだけ自分や周りに優しくなったのです。
結局、結婚のメリットを一口で説明することは出来ませんでした。
でも、メリットを説明せずとも、読書で男性は結婚に導くことに成功したのです。
<後日談 と イベントの紹介>
今回、その男性の主催する読書会に呼ばれることになりました。
リアルで人の悩みを聞いて答えたら、イベントに呼ばれた、という話でした。
それでは、そのイベントを紹介します。こちらです。
<天文館で朝読書「TenDoku」 公式ホームページへようこそ!>